11月4日、晴れ渡る空の下、待ち焦がれた第34回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3決勝が開幕した。
最初にドローを上げたのは#10羽場遥(生医4)。ボールは相手にダイレクトで取られてしまい、勢いのままゴール前に持ち込まれる。#51堀岡(政2)が力強いディフェンスで相手を阻む場面があったものの、裏からの攻撃を食い止めることができず、先制点を許してしまい0-1。続くドローも羽場遥が上げ、落ちたボールを#90木下(商4)が華麗に拾い上げる。巧みなパス回しで攻撃体制を整えたところで、#3篠原(商4)が相手の隙をついてフリーシュートのチャンスを得る。しかし、笛の前に動いてしまいファールが取られ、攻守が切り替わる。#46髙見(心4)が相手の攻撃を必死に防ごうとするもかわされてしまい、シュートが決まる。0-2。羽場遥が次のドローも上げ、ダイレクトでボールを取り、ゴール前へと運ぶ。#8羽場由(生医2)が羽場遥からパスを受け、シュートを狙うも決まらず、相手ボールとなる。そのまま、相手のスピード感ある攻撃に同志社のディフェンス陣が追いつけず、得点を許してしまい、0-3。引き続きドローは羽場遥が上げた。激しい奪い合いの末、相手のファールが取られ、同志社から攻撃が始まる。勢いよく攻め込んだ#55尾崎(文4)に篠原がパスを繋ぎ得点を狙おうとするも、パスが繋がらず、相手にボールを取られてしまう。髙見、尾崎、木下が相手の攻撃陣を一度はゴールから遠ざけるも、最後はかわされてしまいシュートが決まる。0-4。ドローは変わらず羽場遥が上げた。落ちたボールを木下が取り、ゴール前へと持ち込む。篠原が粘り強く攻め、相手のファールを誘い、そのままフリーシュートを決め切り1-4。羽場遥が続くドローも上げた。落ちたボールを再び木下が取り切り、ゴール前まで攻め込む。羽場遥にボールが渡り、攻め込んだところ相手のファールが取られ、残り3秒で有利な状況となる。やや距離のある場所からシュートを打つが惜しくも決まらず、笛が鳴った。1-4で1Qが終了した。
2Qは1-4から始まった。ドローは羽場遥が上げた。同志社のファールにより、相手ボールから始まる。相手のパス回しを#12和多田(社4)が遮る。その後も和多田のナイスセーブが続き、2度の苦況を乗り越えたが、最後は粘り強く攻め続けてきた相手に得点を許してしまう。1-5。続くドローも羽場遥が上げた。相手のファールにより、同志社ボールから始まった。粘り強く「攻めてくる」相手に何度もシュートを打たれるが、和多田が同志社のゴールを守り切る。その後、堀岡のナイスディフェンスにより相手のミスを誘い、同志社がボールを奪い返す。羽場遥が勢いよくゴール前に攻め込み、相手のファールを誘う。羽場遥がフリーシュートを確実に決め切り、2-5。ドローは変わらず羽場遥が上げた。相手にボールを取られるも尾崎が取り返し、羽場遥へパスを繋ぐ。ボールをもらった羽場遥は巧みに攻めこみ、再び相手のファールを誘う。羽場遥のフリーシュートが連続で決まり、3-5。続くドローも羽場遥が上げた。落ちたボールは惜しくも相手に取られてしまう。同志社が何度もナイスディフェンスで相手の攻撃を阻止するも、最後は相手に点を許してしまい、3-6。
引き続きドローは羽場遥が上げた。相手のファールにより、同志社ボールとなる。同志社が何度も攻め込むチャンスを伺う中、木下が渾身のシュートを放つも決まらず、相手にボールを取られてしまう。そのままゴール前へボール運ばれたところで2Qが終了した。
3-6と同志社が未だ3点を追う中、始まった3Q。ドローは引き続き羽場遥が上げた。自らダイレクトでボールを取り切り、パスを繋いでゴール前に持ち込む。果敢に攻めた篠原がフリーシュートのチャンスを得るもファールを取られてしまい、相手の攻撃へと切り替わる。相手のパスミスによるこぼれ球をいち早く和多田が取り切り、一気にゴール前までボールを繋ぐ。羽場遥と木下が連携してシュートを狙うも、惜しくもパスが繋がらず相手にボールを取られてしまう。互いに何度もボールを奪い合いゴール前へ運ぶも、両チームともミスの繰り返しで思うように責めることが出来ない。その後、相手にニ度もシュートを狙われるがどちらも和多田のナイスセーブで点は決まらず。しかし、粘り強く攻め込んでくる相手に最後は得点を許してしまい、3-7。続くドローも羽場遥。同志社のファールにより、相手ボールから始まる。相手の裏からの攻撃を木下と堀岡が必死に阻もうとするが、素早いシュートを決められてしまう。3-8。変わらずドローは羽場遥が上げ、落ちたボールを素早く取り切った。そのままスピードに乗ってゴール前まで攻め込み、相手のファールを誘う。惜しくもフリーシュートを得点に繋げることは出来ず、相手ボールとなってしまう。相手の強い勢いに呑まれ、裏からの攻撃を防ぎきれず、3-9。続くドローは羽場遥が上げ、相手にダイレクトでボール取られてしまう。3Qの試合時間が残り30秒となり、ここで相手の攻撃を必死に阻もうとした同志社の選手にイエローカードが出てしまう。同志社は1人少ない状況の中、相手の猛攻を防ぎ切り、最後にボールを奪い返したところで3Qが終了した。
3-9で始まった4Q。ドローは羽場遥が上げた。落ちたボールを激しく奪い合うも、同志社がファールを取られてしまい、相手ボールとなる。しかし、羽場遥と木下の見事な連携で、相手のミスを誘い、再び同志社ボールとなる。羽場遥から尾崎へパスを繋ぎ、スピードに乗った尾崎が相手をかわし、シュートを狙うも、相手にセーブされてしまう。相手にゴール前までボールを運ばれ、攻め込もうとした相手が落としたボールに素早く反応した#25白井(社3)がボール拾い上げ、一気に攻め込んだ。篠原が隙をついて尾崎にパスを出し、シュートを狙うも、シュートは決まらない。その後、篠原が羽場遥にパスを出し、羽場遥が確実にシュート決め切り、4-9。続くドローも羽場遥が上げた。落ちたボールを木下が取り切り、木下、篠原、尾崎が華麗なパスを繋ぎ、ドローを上げてから僅か20秒で点が決まった。5-9。続くドローは、相手のファールにより同志社ボールで開始された。羽場遥と尾崎の連携で、羽場遥がスピードに乗ってゴール前に攻め込み、見事に相手のファールを誘う。羽場遥がフリーシュート決め切り、6-9。続くドローも変わらず、羽場遥が上げた。落ちたボールを相手に取られてしまうも#4松本(スポ2)がナイスディフェンスにより、ボールを奪い返す。同志社がボールをゴール前まで運んだが、6-9で試合が終了した。
劣勢な状況から始まった試合であったが、4Qの怒涛の追い上げにより、最後まで白熱した戦いを見せた。4回生はこれで最後の試合となったが、同志社ラクロス24チームは今後も続く為、2週間後に行われる1回生のウィンターステージに期待が寄せられる。
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